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スタッフブログ
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2022.07.23 | スタッフ体験談

強度番長!「ジルコニア」の魅力✨

みなさんこんにちは!
ゆめの森歯科スタッフです(●’◡’●)

私には悩みがあります( ;∀;)
それは、「噛みしめが強い」こと。。

しっかり噛めていいのですが、

歯ぎしりや、筋肉のこわばり、エラ張りなど、様々な問題が出てくると思います。

その中でも、問題の一つとして「補綴物(歯の詰め物やかぶせ物)の摩耗」があります。

私の噛みしめの強さなどが原因で、奥歯に入れていた大きめの補綴物が削れ、隙間ができ、そしてむし歯ができてしまいました( ;∀;)
現在、目下むし歯治療中で、そこにはめる新しい補綴物も作ってもらっています!

次にはめる予定の補綴物は、丈夫な「ジルコニア」にしました💡

 

 

補綴物には、様々な種類があります。
歯科医師や歯科技工士でないと、なにがなんだか分からないことが多いですよね(^^)💦

今日は、簡単に補綴物の分類の説明と、
今回私がはめる、強度が魅力のジルコニアについてメインで触れていきたいと思います😊

 

【金属について】

長所は薄く加工できることです(*^-^*)
その為、天然の歯を削るのを比較的少なくすませることができ、強度があるので、複雑な形も再現しやいすといわれています。
また「ゴールド以外」は、保険適用することができます💡

短所としては、熱が伝わりやすく、天然歯まで熱が届いてしまい、しみてしまう可能性があります。
また、見た目も目立つので、好まれる方は少ないかもしれませんね(^^)💦💦

そして「ゴールド」以外は、金属アレルギーのリスクが伴います。

金属の被せ物

 

【レジン(樹脂)について】
人工的に作られたもの。いわゆるプラスティックですね😊
長所としては、自然に近い透け感は再現できませんが「白く」できます。
そして、こちらもほとんどのケースで保険適用することができます。

短所としては、セラミックと比べて表面の密度が粗い為、プラークが付着しやすかったり、吸水による着色などが起こりやすいのが難点です(>_<)

そして強度もセラミックと比べ弱いことがあげられます。

レジンの詰め物

 

【セラミックについて】
「セラミック」と一口に言っても、実は様々な種類があるのです💡
お皿などの陶器、埴輪などの焼き物、又はその材料を幅広くセラミックといいます。
ゆめの森歯科の扱う中では、「プレミアムセラミック」「クリスタルセラミック」「ナチュラルセラミック」「ベーシックセラミック」など、材料の種類に応じて様々なラインナップを用意しています。

被せ物メニュー

 

今日は、上記のなかでも「ナチュラルセラミック」の素材である【ジルコニア】の詳しいメリットデメリットを紹介します(^^)

【ジルコニアについて】

長所は、

まずは強度の高さです。
数値でいうと、なんと1000メガパスカル!!

といっても、どのくらいかわかりづらいですよね(^^)💦
ジルコニアは別名「人口ダイヤモンド」と呼ばれるほどの、強度番長なのです!

強度が高く、すり減らないのが特徴です。

ジルコニア

 

また、色は「白い」ため、強度と共に「審美」を併せ持っています。
長―いブリッジ(隣接する複数の歯へまとめて一つの補綴をするもの)などをする場合、強度が必要です。

その為、金属の土台の上に白い材料を盛ることが多いのですが、それだと金属が歯茎について、ブラックマージン(歯茎が黒くなる現象)のリスクが伴います。
ですが、丈夫なジルコニアで作った場合、金属を使わないのでブラックマージンのリスクはなくなります😊

 

ブリッジの補綴物

ブラックマージン

 

そして、表面がとても滑沢です!
お皿の表面を思い浮かべていただくと分かりやすいですね♪(^^)
素材の密度が高く、ツルツルなので、プラークが付着しにくかったり、

吸水性がないので、着色はありません✨

材料自体の劣化もなく、金属や樹脂と比較すると二次虫歯になりづらい特徴があります。

被せ物

 

 

短所としては、

金属と比較した時、素材の厚みの薄さに限界があります。
ある程度の厚みが求められますが、その分、歯を少し多めに削る必要が出てくる場合があるのです。

 

また、長い目で見たとき。

経年で周りの天然歯がすり減っても、「丈夫さ」がある為にジルコニアだけが残ってしまい、周りの歯と段差ができ、噛み心地が悪くなったり、虫歯につながる場合があります。

この状態になりそうな歯の欠損状況では、ある程度やわらかさのあるジルコニアではない素材が適することもあります💡

 

そして、色は白で審美性はあるのですが、

色味の再現や、天然歯に近い透過性を持ち味とした、他のセラミック素材たちと比べると少し劣ってしまうかもしれません(^^)💦

また、保険はきかないため、費用がかかってしまう可能性が高いです💡

 

 

 

【まとめ】

このように、それぞれの素材で、魅力の「ポイント」はバラバラです。

ジルコニアは素晴らしい「丈夫さ」というメリットがある一方で、患者様の歯の状況によっては最適でない場合もあります。
こればっかりは、歯科スタッフでないと判断が難しい部分です(>_<)

 

ゆめの森では、補綴物を決める前に患者様へカウンセリングの時間をとります。

「価格の安さ」「美しさ」「丈夫さ」「安全性」「噛み心地」、優先事項は人それぞれです。
そして歯の欠損の状況も人それぞれです。

 

ご希望の条件を、気軽にスタッフへ伝えてみて下さいね♪
条件に近いものを提供できるように、ゆめの森歯科では様々な補綴物のラインナップをそろえています(^^)

 

 

 

 

 

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